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​三楽亭

新潟市内に越後の豪農と言われた伊藤家の館があります。現在は「北方文化博物館」として公開されています。三楽亭はこの敷地内にある1辺9mの正三角形の建物で、書斎兼茶室として使われていたとのことです。伊藤家6代目、伊藤  が自らが設計し明治24年に造られました。

真上から見ると、正三角形の形が分かります。また、3辺の庭の飛び石の配置にもそれぞれ特徴があります。

畳は長方形のものは1つだけ。他は三角形、平行四辺形と台形です。

床柱の他、丸柱が10本で他は全て正三角形または菱形です。

床の間の違い棚も平行四辺形で引き出しが斜めに開くという凝りようです。

国の登録有形文化財です。

この模型は新潟市の北方文化博物館で展示されています。

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